【簡単】将棋の詰めろとは。【必死】と違うので初心者にルール解説
本記事ではこんな疑問にお答えします
- 将棋の詰めろとはどんな意味?
- 詰めろと必至はどう違うの
本記事を書いている私
- 将棋歴8年
- 将棋関係の文献・書籍を300冊以上読破済み
- 将棋の棋力は1級
それでは、本編へどうぞ・・・
【簡単】将棋の詰めろとは何か。

いや、将棋初心者の僕からすると意味が分からないよ
将棋初心者の方からすると、いきなり文字で説明されても、理解不能なのではないかと思います。
(あなたが、先手側だとします)
【詰めろ】の具体例

まずは上記の局面図をご覧ください。
- 相手側が3九龍と入り込んできた。
- 次はあなたの手番。
こんな局面です。
この局面は相手側の詰めろです。
実際そうじゃないですか?
もしあなたが次に相手の方に2八の地点に角行を打ち込まれたらどの様にして受けますか?
恐らくですが、2八に角行を打ち込まれると受けがないとおもいます。
(もしあれば私が知りたいです。。)
つまり、相手の方からすると【次の1手で玉将が詰む状態】なわけです。
さらに私は最初に詰めろとは【次の1手で王将が詰む状態】のことだとお伝えしたと思います。
まとめ:詰めろとは【次の1手で王将が詰む状態】
繰り返しになりますが、詰めろとは【次の1手で王将が詰む状態】のことです。
ですので、もし相手の方に【詰めろ】を仕掛けられてしまった場合は、、、
- 1回受けに回る
- 次の手からずっと王手を掛け続けて勝ちきる
の二択のどちらかを選択しなければいけません。
ですが、局面によっては1の選択ではダメな時もあります。
【必至】ってなに?なんか聞いた事あるけど分からない
【必至】という言葉は【詰めろ】の説明をしていると良く出てきます。
ですので、中にはそれぞれの違いが分からない方も居るのではないでしょうか。
そこで、次は、【必至】と【詰めろ】の違いについて少し解説していきたいと思います。
将棋の詰めろとは、必死と違います

【詰めろ】と【必至】の大きな違いは、【受けが効くかどうか】です。
- 【詰めろ】⇒受けがまだ効く
- 【必至】⇒受けがもう効かない
言葉の定義としては上記の様になります。
言葉だけでは分かりませんよね。具体例を出します。
さきほどと同じですが、恐らく将棋初心者の方は特に、言葉だけではよく分からないと思います。
ですので、こちらでも同様に具体例を出して解説していきますね。
必至の具体例

上記の局面図をご覧ください。
- 相手の方が4九銀と打ち込んできた。
- 次はあなたの手番です
この局面は相手側の必至です。
なぜなら、もうあなたに有効な受けがないからです。
例えば、ぱっと見で考えられるあなたの受け方は手持ちの金将を使う受け方ではないでしょうか。
-
しかし、この局面だと何処に金将を打ち込んで守りを固めても完全に寄せきられてしまうと、私は確信しています。
(気になる方は、実際に駒を並べて考えてみて下さい。ほぼ間違いなく有効な受けはありません)
そして、最初に必至とは【受けがもう効かない状態】だとお伝えしたと思います。
まとめ:相違点は【受けが効くかどうか】
繰り返しになりますが、【詰めろ】と【必至】の相違点は【受けが効くかどうか】です。
- 【詰めろ】⇒有効な受けがある状態
- 【必至】⇒有効な受けがない状態
【詰めろ】と【必至】は将棋初心者がつまずきやすいルールかも
ですが、将棋をこれから行なっていくために必要なルールはこれだけではありません。
当然ですが他にも沢山あります。
- 【詰めろ】と【必至】がまだ正しく理解出来ていない方だと、将棋初心者にとって最低限必要となるルールも理解していないのではないでしょうか。。。
さいごに:将棋初心者が覚えるべきルールを紹介します

-
結論:将棋初心者が覚えるルールは駒の動かし方です。
なぜなら、駒の動かし方が分からないと、将棋の対局が成り立たないからです。
将棋の駒には8種類あるのですが、それぞれの駒によって動き方が変わっています。
詳しくについては別記事で解説しているのでそちらをどうぞ。。。
>>>将棋初心者がまず覚えるルールを1つ解説。【強くなる4つの方法】