将棋の時間にはどんなルールがあるか。理解度100%にさせます。
本日は、こんなツイートをしました。
【将棋で時間に関するルールが知りたい】という方が少数ながら居るみたいですね。
【結論】⇒将棋には時間に関するルールが【4つ存在します。】
4つ全てを100%理解している人はほとんど0%ですね・・
とはいえ、【誰でも理解可能】です。断言できます(笑)https://t.co/0g1OuS8gla
— たけちゃん将棋 (@takechan_syougi) September 1, 2019
そこで本記事ではこんな内容を記載しています。
・時間のルールに対する持論
そして、私の情報の信憑性を高めるために以下の情報を追加させていただきます。
・一部の情報は公式の【将棋連盟】を参考にしています。
それでは、どうぞ。。。
将棋の時間にはどんなルールがあるか。

時間のルールは4種類です。
【結論】
⇒将棋の時間に関するルールは4つがメインです。
・考慮時間
・秒読み時間
・待ち時間
上記の4つが将棋の時間に関するルールとしては重要だと思います。
ですので、しっかりりと覚えておく必要があるのではないでしょうか
いきなり言われても、意味が分からない。
とはいえ。。
上記4つを勉強。と、いきなり言われても、【それぞれが何の時間を示しているのか分からない】という方も居ると思います。
なぜなら。
です。
ですから、もり、当時の私と同じように感じている方が居るのであれば、めっちゃ気持ちが分かります。(笑)
そして、その中でも私が特に分からなくて疑問に思っていた事が1つあります。。。
【持ち時間】と【考慮時間】は同じじゃないの?
私が昔、特に疑問に思っていた事。。それは。。
という事です。
当時の私は『持ち時間の間に考えるんでしょ?⇒なら、その時間を考慮時間って呼ぶんじゃないの?』と、考えていました。
(共感してもらえる方が居れば幸いです。。。)
そして。。⇒【持ち時間】と【考慮時間】は別です。
結論
ですので、【持ち時間】から解説しますね。
ここで、まずは、【持ち時間】から解説させて頂きたいと思います。
将棋において時間というルールの中では最重要になる部分とも言えると思うので、しっかり落とし込んでくださいね。。
将棋の時間に関するルール①【持ち時間】

持ち時間とは
【結論】
将棋において、持ち時間とは。
のことです。
将棋の対局では、考える時間が無限にあるわけではありません。
ですので、当然ですが持ち時間が一定時間で定められています。
その結果、実際の対局で使う事が出来る時間として、【持ち時間】が存在する訳ですね。
【持ち時間が切れる=無条件に敗北】⇒違います。
絶対ではないですが、基本的に。。
じゃ、時間が切れたらどうなるの?
【結論】
基本的に、将棋において、持ち時間が切れてしまうと、【秒読み】というルールが採用されます。
秒読みとは何?
秒読みとは何?
と、思う方は恐らくですが、存在しますよね。
⇒本記事において、後ほど解説します。少々お待ちください。
ここではとりあえず、先に、【持ち時間】について解説していきたいと思っています。
ですので、【秒読み】に関しては後ほど解説させて頂きます。
持ち時間と遅刻の関係性
【結論】
プロ棋士にとって、持ち時間は対局中は1秒でも長く欲しいと思うものです。
なぜなら、それだけ、自分が最良の手を思いつく可能性が広がりますもんね。
どのくらい、持ち時間が減少するのか。
この時、どのくらいの時間が減少するのか。という疑問があるかも知れませんよね。
【結論】
の規則で、持ち時間は減少していくようになっています。
ですので、例えば。。。
⇒30分×3=90分(1時間半)程、持ち時間減少のペナルティ
という訳ですね。ルール自体は非常に分かりやすくて、理解に苦しむことはないのでは無いのではほぼ無いと思います。
頭が良くない私でも一瞬で理解する事が出来ましたからね(笑)
ちなみに、【1時間以上の遅刻】⇒不戦敗です。
確かに、対局開始時間に遅刻すると、その時間に応じて持ち時間が減少してしまいます。
ですが。。。。
私は、このルールに反対派です。
繰り返しになりますが。
なぜか。。
ですね。
将棋の棋士は方々は、ほぼ100%の方が自分の生活をかけて、将棋と向き合っています。
ですから、1局、1局全てが、命がけで戦っているんですよ?
(少々大袈裟かも知れませんが・・・)
そんな中で、対局に遅刻する人が相手であった場合。
⇒本気で戦おうと思っている方に対して失礼すぎる
とは、思いませんか??
だからこそ、私は圧倒的反対派の意見になっている訳です。
以上が、【持ち時間】の解説ですね。
将棋の時間に関するルール②【考慮時間】

考慮時間とは
【結論】
まだ、分かりにくいですよね?
恐らくですが、【上記の言葉の定義だけでは理解が難しい】と感じる方が居ると思います。
ですので、具体例を紹介しながら解説させて頂きますね。そして、今回はNHK杯を例に解説します。
NHK杯では・・
そして、この考慮時間は常に、お互いに見えるように張り出されています。
更に、記録員の方が考慮時間を1回使う度に、口頭で残り時間を伝えてくれます。
ですので、いくら集中しているとはいえ、考慮時間を間違えるという事は少ないのではないかと、感じています。
じゃ、【考慮時間】はどの様に使うの?
この時、【考慮時間】は自由に使う事が出来ます。
そして、多くの棋士は。
考慮時間というルール⇒非常に優秀です。
【結論】
【理由】⇒対局に面白さが出る
私が【考慮時間】というルールが優秀だと思う理由は1つです。
具体的にどういう事なのか。。。
【考慮時間】というルールが存在する事で、【自分が指す手・相手が指す手以外にも考える事が必要になる】んですよ。
つまり。。
この、【考慮時間の使い方】が、対局を見ていて、面白さを感じるんですよね。
だからこそ、【考慮時間】というルールが優秀だと思う訳ですね。
将棋の時間に関するルール③【秒読み時間】
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秒読み時間とは
結論です
の事です。
いや、意味が分からないんだけど・・
きっとそうですよね。。。
恐らく、上記の説明だけでは納得いかないでしょう(笑)
では、分かりやすく解説していきますね。
一言で説明するなら、こんな感じ。
【秒読み】を説明するなら、こんな感じですね。
基本的な考え方は、上記のような感じで大丈夫ですね。。。
その、【定められた時間】=【秒読み時間】というんですよ。
そして、この時に深く関係しているのが、さきほどの【考慮時間】です。
少し重複するかも知れませんが、将棋では、対局の中で『あ~、このタイミングは、考える時間が欲しいな~』みたいな時があります。
ですが、その時に、既に持ち時間を使い切ってしまい、秒読みで対局が進行してしまっている場合。
『最善の手をじっくり考える事が出来ない!』と、いう状況に陥る事が考えられます。
そこで、【考慮時間】を上手いタイミングで使う事で、最善の手をじっくり考える事が可能になる訳ですよ。
(多少なりとは、分かって頂けたのではないでしょうか??)
【秒読みのルール】を採用しなかったら。
ちなみに、もし、【秒読みのルール】を採用しなかったらどうなるのか。
という事も追加で、説明させて頂きますね。
【結論】:【切れ負け】になる。
結論から申します。
いや、切れ負けとは何なの?
『いきなり、切れ負けとか言われても、意味が分からない』
⇒こんな方も居るでしょう。(まぁ、【切れ負け】の説明は3秒で終わるので安心して下さい・・)
将棋の【切れ負け】とは。
って、わけですよ。ただ、それだけです。これ以上の説明は何もありません。。
(ほら。3秒で説明出来たでしょ??笑)
【秒読み】⇒非常に優秀です。
【結論】
こちらも、私の100%の見解になってしまうのですが・・・
私は。【秒読み】は非常に優秀なルールだと感じています。
【理由】⇒秒読み中に考えついた1手に興味があるから。
将棋の対局において、【秒読み中】=それなりに、追い込まれている状態であると私は思っています。
ですので、少し大袈裟かも知れませんが、言い方を変えれば【極限状態に近い】と、言えるのではないでしょうか?
そして、そんな状態で捻り出された1手。
一般人や、通常状態では絶対に出てこない様な1手を見る度に、『この人まじで天才過ぎるだろ。』と、何度驚愕したことか・・
もし、秒読みのルールが存在しなければ、この驚愕を感じる事が出来なかったと思います。
将棋の時間に関するルール④【待ち時間】

待ち時間とは
結論から申しますね。
将棋は、大会やタイトルによって異なる部分がありますが、数日に渡って対局が行なわれます。
そんな中で、【1日、24時間ずっと対局を行なう】⇒こんなことは無理です。
プロ棋士も人間なので、睡眠・食事などは必要です。
ですので、それらの為に時間として【待ち時間】という時間が存在します。
これらは、以前までの待ち時間です。
将棋の【待ち時間】ですが以前は普通の待ち時間でした。
ですが。。
具体的に何がどう変わったのか。
とはいえ、【現在は全く違う】と単調に言われても、具体性がないので、イメージがつきずらいですよね。
ですので、特に大きく変化した1つの規制をここでは紹介させていただきたいと思います。
今回紹介する1つの大きな規制とは。。
【対局の前に電子機器をロッカーに預けて、対局が終了するまで使用が不可になる】
引用元:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1610/06/news083.html
『日本将棋連盟、対局中のスマホ持ち込みと外出を12月より禁止 意図せぬ不正を防止するため』
【電子機器の取り扱い】⇒1番大きな規制だと思う
私の見解なのですが。
なぜか。
確かに、電子機器の取り扱いについては、何かしらの対策が行なわれるのではないかと薄々思ってはいました。
ですが、まさか、こんな対策にでるとは、、、正直驚きですね。
将棋で時間のルールに対する持論

ぶっちゃけ、時間より重要なルールがある。
結論です
例えば、【成る】というルールは割と理解度が低い印象
例えば、1つ例を挙げてみると【成る】というルールをあまり理解してない方が多い様な印象があります。
私の中では、【時間のルール】よりは【成るというルール】の方が重要性が圧倒的に高い印象があります。
ですので、一応ですが、将棋のルール【成る】とは?⇒3つの条件と世論に反する1つの持論という記事を紹介しておきます。
もし、あなたが理解度に自信が無いのであれば、一度は目を通してみてください。