将棋の戦法は流行ある?⇒あります。歴史が2017年に激変した理由
将棋にある戦法の流行について気になるあなたへ。
本記事ではこんな内容を用意しています。
- 戦法に流行があるのか?
- あるなら最近の流行の戦法は何?
- 7年の経験談から次に流行しそうな戦法を考察
本記事を理解して頂ければこの様な事をあなたの頭に情報として落とし込むことが出来ますよ。
ですが、私の情報を信じがたいという方も居るかもしれませんね。。。(残念・・)
ですので簡単にですが、本記事の信憑性を高める情報を少し記載させてください。
- 将棋を愛して7年目になり、ほぼ毎日将棋を指しています
- 実際に自分の体験談を元に記事の作成を行なっています
- 本記事では一部プロ棋士の見解を引用させて頂いています
まぁ、こんな感じですかね。前置きはこのくらいにしておきます。
では、将棋にある戦法の流行について情報を公開させて頂きます。
どうぞ。。。
将棋の戦法に流行はある?⇒あります。

2017年に歴史を変える流行の波が来た。
2017年頃に歴史を変える様な事があったと思っています。
それは、将棋の戦法に大きな流行という風潮が現れたということですね。
そして、特にその流行の影響をもろに受けたのが2018年~2019年前半頃です。
色々な戦法が流行として現れた印象があります。
私は、2017年頃に、
『最近、みんな同じ様な戦法を多用してない?』
と感じました。特に、プロ棋士の対局では本当に同じような展開になることが多くて、何となくでも先の手が読めるようになっていたんですよね・・
特に流行したたった1つの戦法がある
そんな中、特に流行したと感じるたった1つの戦法があります。
なぜこの様に感じたのか。。。
・プロ棋士同士の対局で出現率が爆上がりしたから
です。
先程もお伝えしました通り、特に2018年頃に最も現れた様な印象があります。
そこで、私は考えました。
・今のトレンドは間違いなくこの戦法だ。
・勉強した方が絶対に最良でしょ。
ですので、私は当時は必死に勉強した経験があります。
では、一体どんな戦法なのでしょうか?具体的な戦法を紹介しますね。
将棋界で最近の流行は、【角交換】戦法

2017年~2019年が特にピークだった印象。
将棋界で最近流行の戦法が1つあります。(間違いなく最も流行したのではないかと感じています。)
・それは、角交換戦法です。
そして、2018年を中心とする、2017年~2019年が特にピークだった印象があります。
では、なぜ、2018年を中心に、この角交換戦法が流行したと感じるのか。
もちろん、明確な理由があります。
ですので、まずはその理由を公開していきましょう。。。
理由⇒プロの公式戦で登場回数が増加したから
結論から申します。なぜ、角交換戦法が流行したと言えるのか?
・プロの公式戦で登場回数が増加したから
ですね。
例えば、、

最近メッシが新たなサッカーの練習方法を見つけたらしいよ。

そうなの?どんな練習がめっちゃ気になる!

そうだよね!私もめっちゃ気になる!一緒に調べてみない?

調べる!メッシみたいになれるかも知れないしね!
こんな事があったとしましょう。(これは極端な例ですが。。)
やはり、メッシが新たた練習方法を見つけたら気になるという方は多いですよね。
だって、サッカー界のスーパースターで、ボールを蹴るプロですから。
そうすると、同じ様な練習をしようとする人が増加しても何も不思議ではありませんし、何ならめっちゃ納得しますもん。
そして、今の例を今回のケースに当てはめてみましょう。
・プロ棋士の間で非常に採用される戦法がある
・プロが採用するなら、効果的で良い戦法かも!
・ならとりあえず、私もやってみようかな!
この様に考えたという方が非常に多いのではないかと私は考えています。
つまり、プロ棋士が実際に採用していると言う現実に多くの方が興味を示し、更には、自分に落とし込もうと思ったのではないでしょうか?
そう考えると、2018年中心プロの公式戦で登場回数が増加したからした事にも納得がいきます。
だからこそ、角交換戦法が流行した理由に
・プロの公式戦で登場回数が増加したから
なのではないかと判断出来る訳ですね。
将棋で角交換戦法が流行したもう1つの理由

角交換の流行には更に理由がある
角交換戦法が流行したのには当然ながら理由があります。
先程はプロ棋士同士の対局で採用率が上昇したからという点についてお伝えしました。
とはいえ、私は他にももう1つ理由があるのではないかと考えて居ます。
もちろん、プロ棋士での対局という観点からの理由はあります。
ですが、それだけではないですね。。。。
理由⇒AIの評価が高まったから
結論からお伝えします
・AI(コンピューター)での評価が高まったから
です。
ここ、最近はAIでの対局が注目されており、実際にも、プロの棋士がAIが指す手に着目しています。
そして、私も自分の実力を上げる為にAIが指す手は参考にさせて頂いている部分がありますね。
AIが指す手は人間が指せる手とは少々違う部分があるのでそれらを吸収することで、徐々に自分の棋力が上昇していると実感できるんですよ。
更には、AIでの評価が高まったので多くの方がAI上でこの角換り戦法に触れる事が多くなったのではないかと私は考えています。
少なくとも、私の場合はここ最近は特に角換り戦法をコンピューター上で見かける様になったと感じています。
そして、角換り戦法にもいくつか種類があります。その中でも私が特に見かける事が多いと感じる戦法は・・
・角交換振り飛車戦法
ですかね。
まぁ、本当によく見かけます。あまりにも見かけすぎて弱点を知りたくなり自分で色々調べていた経験もありますからね。
そして、実際に調べて見て判明した事があります。
・角交換振り飛車戦法⇒4つのコツがある
という事です。
勿論、その4つのコツはしっかり分りやすく紹介させて頂きたいと思っています。
そして、後ほど詳しく説明為ますが、プロ棋士監修済みなんですよ。
ですので、もし良かったら参考にしてみてください。
将棋界で流行の角交換振り飛車戦法【4つのコツ】

プロ棋士の高野秀行六段が監修済み
今回紹介する4つのコツについてなんですが、私は非常に信憑性が高い情報なのではないかと考えて居ます。
理由は、プロ棋士の高野秀行六段が監修済みだからです。
そして、その記事を見てみて私が感じた事は大きく2つあります。
・説明が分りやすい
・素人とは観点ちがう
と言う事です。
詳細は以下に引用元を記載しているのでそちらを参照してみてください。
特に、将棋初心者の方は非常に為になるのではないかと思いますよ。
焦らず、ゆっくり攻める。大流行中の「角交換型振り飛車」のポイントをご紹介!【はじめての戦法入門-第17回】
引用元:https://www.shogi.or.jp/column/2018/05/-17.html
4つのコツはこれです。
コツ①8八飛車
コツ②7五で位の奪取
コツ③6六銀⇒8六歩⇒7七桂で局面整備
コツ④8五歩から飛車交換
以上の4つです。
まぁ、百聞は一見にしかずということで。。
それぞれの項目において簡単に説明させて頂きたいと思います。
コツ①8八飛車
8八飛車が重要だと考える理由は1つです。
・相手に桂馬を使わせない様にする為
という理由があります。
私は過去に、こんな経験があります。
・角交換したから7七(3三)の地点が弱点になりそうだなぁ。
・まぁ、でも対策方法も分らないし、放置しておこう。
・7七(3三)の地点を拠点めっちゃ攻められるやん。
この頃は本当に負けることが多かった様に感じています。
そして、それらの対局を振り返っている中である事に気付きました。
それは。。。
・いつも桂馬を活用されいた
という事です。
私の体感ですが角交換戦法を採用して負けていた対局の70%以上は桂馬を活用されていたのではないかと感じています。
ですので、どしても対策案が知りたかったという現実があるんですよね。。。
ですが、この8八飛車というコツを知ってからは一気に桂馬を活用される事が減少したと思います。
それは、実際に採用してみて私自身が感じた事でもあるので間違いないと実感しています。
あらかじめ、飛車を8筋に回らせておく事で、飛んでく可能性がある桂馬に対して牽制する役割があるんですよ。
だからこそ、8八飛車が1つのコツだと言える訳ですね。
コツ②7五歩で位の奪取
7五歩で位を奪取する理由は1つです。
・桂馬の活用を牽制するため
です。
実は、私の中ではコツ①とコツ②では非常に似た役割があるのではないかと考えています。
『え、コツ①の時にも桂馬の活用を牽制とか言ってじゃん。。』
この様に考える方も居るでしょう。
はい。その通りです。
コツ①、コツ②、どちらの場合でも桂馬を牽制する役割を担っていると私は考えています。
ですので、どちらも重要なんですよ。
コツ③6六銀⇒8六歩⇒7七桂で局面整備
ここで局面を整備する事は非常に重要だと考えています。
理由は、
・手持ちの角行を打ち込ませない様にするため
です。
しっかり局面を整備する事で相手に角行を打ち込む箇所を防ぐ事が可能です。
やはり序盤で角行を自陣に打ち込まれると一気に形勢が悪くなってしまいます。
最悪の場合、そこから角行に成こまれたりしたら、更に形勢は悪くなってしまいますよね?
ですので、それだけは絶対に避けるべきなのではないかと思っています。
(私の体験談では、序盤で大駒に活躍されると勝率は一気に減少すると感じます。)
ですので、しっかり局面を整備する事は重要なのではないでしょうか?
コツ④8五歩から飛車交換⇒飛車打ち
ここでは、たった1つだけ重要な事があります。
・香車や桂馬などの小駒を活用しておく
ということです。
特に、桂馬はしっかり活用しておいた方が良いと考えています。
もちろんですが、理由があります。
それは、。。。
・小駒を相手の戦力にさせないため
だからです。
将棋においてどんな戦法を活用するにしても基本的には自分の駒は相手に渡したくないと思うのが一般的ですよね。
ですので、極力相手に自分の駒は渡さない様にするべきです。
将棋界で他に流行した戦法もついでに紹介。

特に印象的な戦法は2つかな。
ここまででは、将棋で最近流行している戦法として角交換戦法を紹介してきました。
とはいえ、他のも2つあるのではないかと私は考えています。
↓
①横歩取り戦法
②雁木戦法(囲い)
この2つですね。
まぁ、それぞれ簡単に紹介・解説指せて頂きます。(気になる方も居るでしょうから・・・)
その①横歩取り戦法

近年、横歩取り戦法は角交換戦法の次に将棋の戦法としては流行したのではないかと感じています。
そんな中で、攻撃的な思考の方は特に、この横歩取り戦法を採用していた様な印象が強く残っています。
その②雁木戦法(囲い)

次に流行したと感じる将棋の戦法は雁木戦法(囲い)ですね。
先にお伝え為ときます。
・雁木は囲いのことで、戦法ではない
まぁ、特に明確な差はありません。
ただ、私は、戦法と囲いは別物であると考えています。
(ここではあえて、同類として前提を置かせてもらいます。。。)
雁木戦法(囲い)も角交換戦法ほどではないですが、本当によく見かけて居た気がします。
少なくとも、以前までと比較すると明らかに出現率は上昇したと思いますよ。
次に流行すると思う将棋の戦法を考察してみた

将棋歴7年目の私が思う次に流行する戦法⇒鬼ごろし
結論から申します。
次に、流行となる将棋の戦法は・・・
・鬼ごろし戦法
だと私は考えています。⇒当然ですが、理由はありますよ。
『理由は何??気になるんだけど!』
と、思っている方も居ると思います。ですので、すぐに商科居させて頂きますね。
理由⇒改善の余地があると思うから
理由は簡単です。
理由⇒まだまだ、改善の余地がある戦法だから
具体的には、将棋の鬼殺し戦法とは?学ぶべき1つの理由と1.5倍勝てた理由【体験談】でも紹介しています。
この鬼ごろし戦法はこれからどこかのタイミングで流行するのではないかと考えています。
ですので、参照してみてください。
最後に
今回は、将棋の戦法で流行という観点から紹介させて頂きました。
要点だけをもう一度整理しときますね。
・将棋の戦法には流行があります。
・最近、特に流行なのは角換り戦法だと思う。
・それなりの理由も勿論あります。
・そして、次に流行の来る戦法は鬼殺し戦法だと思う。
とまぁ、こんな感じですかね。
将棋の戦法には流行があると思うので、あなたも少しでも良いので、将棋の戦法に敏感になってみてください。
私は少し敏感になってから、意外に楽しいですよ笑